「季節料理 浮岳茶寮(きせつりょうり うきだけさりょう)」とは
福岡の都心から離れた糸島の西側に位置する山里に、ひっそりと佇む食事処があります。
そこは、山の自然や小川のせせらぎなど、非日常の空間を存分に楽しむことができる1日1組限定のお食事処、「季節料理 浮岳茶寮(きせつりょうり うきだけさりょう)」です。
糸島市二丈福吉の近くにある「まむしの湯」のすぐそばに、こちらのお店が位置しています。
お店は2人で運営されており、1日1組のお客様に専念されているため、真心のこもった接客を受けられます。
また、敷地内には「オーベルジュ山ぼうし」という古民家を改装した宿もあります。
どちらも、糸島の自然と歴史を感じさせる特別な時間を過ごせます。
お店の場所が少し分かりづらいため、補足としてお伝えしておくと、こちらの看板が目印です!
駐車場を降りて少し坂を登り、左上に目を移すと看板が見えてきます。
駐車場からお店まで徒歩2分の距離ですが、迷いました・・・笑
「オーベルジュ山ぼうし」とは
「季節料理 浮岳茶寮」の敷地内には、古民家を改装したお宿もあります。こちらも1日1組限定です。
リビング、寝室、和室、さらにはワーケーションスペースが設けられています。Wi-Fiも完備されているため、ネット環境も安心です。
自然に囲まれた静かな環境でリラックスしたい方や、ワーケーションを楽しみたい方、そして糸島の豊かな自然を満喫したい方におすすめの宿泊施設です。
1日1組限定の完全予約制
ご訪問の前日までに電話にて予約をお願いします。
電話番号| (092)326-6866
箱懐石 3,850円
前菜
春の山菜の天ぷら、錦たまご、鴨ハム、煮豆、手毬寿司、魚の照り焼きの合計6種類の料理が提供されました。
一つ一つ丁寧な味付けのため、噛めば噛むほど美味しさが口の中で広がります。
それぞれの料理が繊細に調理され、素材の味を引き立てています。
私が訪れたのは、3月の中旬でした。
まだ肌寒さが残る季節でしたが、春の山菜の天ぷらは春の訪れを感じさせ、心も温まりました。
碗盛
珍しい筍のしんじょうが入ったお吸い物でした。
写真奥の黄色い料理が筍のしんじょうです。
海老やきのこは、ぷりっとした食感が際立ち、苦味のない春菊もお吸い物と相性抜群でした。
ゆずの香りが効いており、香りと味わいを同時に楽しめる一品でした。
メイン
「箱懐石」のメインである「箱」は、三段の箱に美味しい料理が詰まっていました!
鰤のお刺身
野菜の煮物
ひょうたん型の筍ごはん
脂の乗った厚みのある鰤のお刺身、筍やレンコンなど素材の味が美味しい野菜の煮物、そしてひょうたん型に成形された筍ごはんが楽しめました。
なめこの味噌汁
いわしのぬか炊き・漬物
なめこの味噌汁は赤だし仕立てでした。
赤だしはあまり得意ではありませんが、この味噌汁は全くクセを感じることなく、美味しくいただくことができました。
いわしのぬか炊きや漬物も、どちらもクセがなくて美味しかったです。
料理が丁寧に仕上げられていると、味も一層引き立ちますね。
水菓子
お抹茶を点てて提供してくださいました。
抹茶を飲んでみたいと思っていたので、とても嬉しい経験でした。
抹茶はとても飲みやすく、その味わいが引き立っていました。
苦味はほとんど感じられず、まさに理想的な一杯でした。
求肥を使った和菓子との相性も抜群で、贅沢なひとときを過ごすことができました。
感想
全ての料理に感動しました。ひとつ一つ丁寧で繊細な料理で、とても美味しかったです。
お店も古民家を改装されているため、とても雰囲気がよく、落ち着いた雰囲気で過ごすことができました。また、1日1組限定のため、静かな時間を過ごせ、日々の忙しさを忘れさせてくれました。
次回もぜひ訪れたいと思います。
メニュー
1日1組限定の完全予約制
ご訪問の前日までに電話にて予約をお願いします。
電話番号| (092)326-6866
昼部
箱懐石 | 3,850円 |
懐石料理 | 5,500円 |
夜部
懐石料理 | 6,000円 8,000円 10,000円 |
お店情報
店名 | 季節料理 浮岳茶寮(きせつりょうり うきだけさりょう) |
住所 | 糸島市二丈吉井1965 |
電話番号 | 092-326-6866 |
営業時間 | 昼部:11:30~15:00 夜部:17:30~21:30 ※1日1組限定の完全予約制。 |
定休日 | 月曜・火曜 |
駐車場 | あり |
URL | http://ukidake.jp/ |